最近wordpressで行われたアップデートは4.9から5.0へのメジャーアップデートでした。
メジャーアップデートの対処法は以前、「最低限の防犯対策・その③ 全てを最新に保つ」で書きましたが、今回のものは4.8から4.9などの小数点第一位のものではなく、4台から5台という非常に大きいものでしたので、この方面に弱い私はすぐには更新せず、しばらくは様子を見ました。
すると、やはりトラブルが続出したようです。
一番問題となっていたのは、投稿エディタがGutenberg(グーテンベルグ)というものに変わったことでした。 この新エディタが非常に使い辛く、今まで使用してきたプラグインの多くと互換性がなく、不具合を起こすというのです。
ただ、私と同じくメカ音痴の方、ご安心ください。プラグインの方も修正されてきているようですが、一番簡単な方法はプラグインを使ってはじめから旧エディタを使用することです。
私は何度も書いています通り、いまだにガラケー使いでメカに弱く、そのため、同じような方のためにこのサイトを立ち上げました。ですので、その立場から申し上げます。
先にクラシックエディタを取得・有効化してから5.0に更新しましょう、と。
私自身、今回のメジャーアップデートの時、トラブルを避けるため4.99のまましばらく待ち、修正プログラム5.02が出た後、旧エディタに戻すプラグイン・クラシックエディタを導入してから更新しました。
そうすれば、更新しても新エディタ・グーテンベルグにならず、今まで使ってきたエディタのままなのです。
いつものように、wordpress左サイドバー「プラグイン」の「新規追加」をクリックし、そこの「検索窓」にClassic Editorと入れてください。ここの文字をコピーペーストして頂けばOKです。
恐らく左上部に出てくると思いますが、Classic Editorをインストールして有効化。それだけです。
後は、いつも通りのメジャーアップデートでの対応と同じで、UpdraftPlusなどを使ってバックアップを取り、更新してください。
すると、エディタも含め、今までと何も変わってはいないはずです。元々全てのプラグインを最新に保ってさえいたなら、不具合も出ないと思います。少なくとも、私がこのサイトで推奨しているプラグインに関しては。私は今、9つのワードプレスサイトを持っていますが、その中で1つのプラグインの不具合も出ていません。
結構、ベテラン・熟達者の方の中にも、「今回のアップデートは危険だから、更新しないように」と勧めている方もいらっしゃるようですが、更新しなければしないで、今度は脆弱性の問題などが解決されずハッキングなどの問題が浮上してきます。
ですので私は、この手順で更新されることをお勧めします。詳しいことは分からない頼りない私ですが、だからこそ言えることもあります。
更新しても何も変わりません。
既に全てのサイトを5.02へ更新してから5日ほど経ちますが、何1つ以前と変わってはいませんし、不具合もありません。
ただ、申し訳ありませんが、私が導入しているプラグイン以外のものを有効化している方の場合はよくは分かりませんので、ご注意ください。私が導入しているプラグインに関しては「最低限入れておきたいプラグイン」に書いていますので、ご確認ください。
しかし、問題なのはグーテンベルグのようですので、それを無効化している状態なら(旧エディタのままなら)、今まで使えていたプラグインに不具合が出るとは思えませんが。
メカに弱く、トラブったら自分で直す自信がない方が不安に思う気持ちはよく理解できます。私自身が非常に不安だったからです。それでしばらく放置していたのですが、だからといっていつまでも4.99のままで放っておくのも、また怖かったので、思い切って「一番痛手が少ないサイト」でまず試しました。
すると、何も起きなかったのです。それで次々別のサイトも更新してみましたが、やはり何もありませんでした。
私は元々あるtwenty seventeenを使用していますので、有料・無料に関わらず標準でないテーマをご使用の方に関してはよくは分かりません。が、やはりエディタの問題だと思いますので、クラシックエディタを有効化してから更新すれば大丈夫ではないかと思います。
ですので、ちゃんとした手順を踏み、更新してみられてはどうでしょうか? いつまでも4.99のままで放っておくこともできませんし。
ちゃんとした手順というのは、子テーマを作り、バックアップを取り、全てを最新に保ち、Classic Editorを有効化してから更新するということです。
これら他の手順についても書いていますので、トップページの目次から必要なものを選んでお読みください。
後、もし既にアップデートして、グーテンベルグが使い辛くて困っている方や、そのためにプラグインに不具合が出て困っている方は、今からでもClassic Editorをインストール・有効化して旧エディタに戻してみられてはどうですか?
アップデートを先にされた方の場合、Classic Editorを入れて旧エディタに戻してもプラグインに不具合が出ることもあるようですが、その場合は一度プラグインを無効化して再度有効化したり、プラグインの更新をすると不具合が解消されたりするようですので、試してみてください。