最低限の防犯対策・その③ 全てを最新に保つ

 

これはもうご存知だと思いますが、インターネットエクスプローラーなどでもアップデートがありますよね。ハッキングやウイルス対策として、動作環境を常に最新に保つことが推奨されていると思います。それと同じことがwordpressにも言えます。ハッカーは脆弱性を付いてくるので、常にアップデートし、脆弱性の修正やバグの解消をしておく必要があります。

 

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これはwordpress本体だけでなく、プラグインなどにも必要なことです。

プラグインに新しいバージョンがある場合はwordpress管理画面の左サイトバー「プラグイン」の横に数字が出ますので、「インストール済みのプラグイン」の画面を見て行くと「新しいバージョンの〇〇〇が利用可能です」となっているプラグインが見つかるはずです。更新する場合はそこにある「今すぐ更新」をクリックすれば完了です。

ただ、私は「Advanced Automatic Updates」というプラグインを使っていて、これを設定しておくと、いちいち手動で更新しなくても、新しいバージョンが出たら自動で更新してくれて便利です。

利用される方は、「プラグイン」・「新規追加」をクリック。その画面右上の検索窓にこの名前を打つかコピーペーストして検索してください。出てきたらそれを「インストール」して「有効化」をクリックします。続いて設定をします。

管理画面サイドバー「設定」の項目に「アドバンスド自動更新」というものが増えていると思いますのでそれをクリック。

デフォルトでは「マイナーおよびセキュリティー版」にだけチェックが入っていると思います。私は「プラグイン」と「テーマ」も自動更新設定にしています。

設定が済んだら一番下にある「変更を保存」をクリック。

元々プラグインの自動更新のために入れたものですので上記のように設定していますが、ただ、「メジャーバージョン」の自動更新は設定していません。その理由を書きます。

マイナーアップデートとはドットが2つのパターン、例えば4.8.2から4.8.3、4.9から4.9.1などの場合で、これは脆弱性やバグの修正なので更新しても不具合が生じる可能性は低いのですが、メジャーアップデート、例えば4.8から4.9、4.8.3から4.9でもそうですが、ドット1つ目の次の数字が上がる場合は大きな変更になるため、プラグインが作動しなくなったり不具合が生じる場合があります。それを避けるため、アップデート前にバックアップを取っておきたいからです

私はバックアップには「UpdraftPlus」を使っています。これも同じように検索すれば出てきます。

 

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注意点としては、メジャーアップデートやテーマの更新による初期化対策として必ず「子テーマ」を作っておくことをおすすめします。

親テーマをそのままカスタマイズしていると、テーマを更新した際に全てデフォルトに戻ってしまいます。それを防ぐ手段として子テーマなるものを作成して、それをカスタマイズするのです。そうしておけば、テーマが新しいものに更新されても子テーマは変更されないのでカスタマイズはそのまま維持されます。

子テーマの作り方に関しては、「ロリポップで子テーマを作る」や「プラグインで簡単に子テーマを作る」に示していますので、そちらをご覧ください。

もう一つ注意していただきたいのは、「メジャーアップデートはすぐにはしない」ということです。これはトラブル回避のためです。最新版が出たすぐは、よく問題点が検出されます。修正バージョンも割合すぐに登場しますので、慣れた方々は別としてパソコンが苦手な我々はそれからアップデートした方が無難です。

つい最近も4.8バージョンから4.9バージョンに変わりましたが、私は4.8.3のまま、しばらく待ちました。そして4.9.1が出てからアップデートしました。私などはトラブルが起こっても修復する能力がありませんので。

だいたい新バージョンが出てから2・3週間待っても問題点の報告もなければ修正バージョンも登場しないようなら、私は問題なしと考えてアップデートしようと思っています。









 

 

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