アドセンス狩りとは、他人のサイトを攻撃してそのサイトをアドセンス停止や無効に追い込む行為のことで、方法は２種類報告されています。
1つは、そのサイトのアドセンスコードを抜き取り、ポリシー違反に当たるサイトに無断転載する方法。
もう1つは、不正なクリックを繰り返して、自己クリック（知人含む）容疑を誘発して停止に追い込む方法。
まず1つ目の対処法から。これは簡単にできることですので、googleアドセンスを取得できたら、すぐにしておかれることを強くお勧めします。
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他人のアドセンスコードを抜き取ることはそれほど難しいことではありません。それを知らない間にアダルトサイトや暴力的なコンテンツが含まれるサイトに転載されると、googleからペナルティを受けます。「自分はやってない」では済まされず、そのまま放置すればアドセンスを失効することにもなりかねません。
それを避けるためには「サイトの認証」をしておき、それ以外のサイトに広告が貼られても報酬が発生しないようにしておくことです。では、その方法を書きます。
まずアドセンス管理画面の左サイドバー「設定」を開いて「自分のサイト」をクリック。続いて右上の「⊕」をクリックすると「新しいサイトを追加」という画面が出ますので、そこに自分のサイトのURLを打ち込み、「サイトを追加」をクリック。複数のサイトをお持ちの場合はこれを繰り返して、ご自身のサイトを全て登録してください。全てのサイトが「確認済みのサイト」となっていればOKです。
次に、「⊕」マークのすぐ下あたりにある、点が縦に三つ並んだ「︙」このようなアイコンをクリックするとタブが開きますので、その中の「サイトの認証」をクリックしてください。すると、「確認済みのサイトのみ自分の広告コードの使用が許可されています」という画面が出ますので、「所有権を確認したサイトだけに広告コードの使用を許可する」の横にある白い丸を左から右へ移動させて緑色に変化させ、保存をクリック。「自分のサイト」画面の左下に「サイトの認証は有効です」と出ていれば完了です。
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もう1つの「不正クリック」の方は今のところ予防はできません。google側も対策を講じて不正クリックと正当なクリックを判別できるようにはなってきているようですが、まだ完全とは言えないようです。
そのため、事後処理になりますが、日頃からご自身のサイトのクリック率などを把握しておき、「異常なクリック」があった場合にはペナルティを受ける前に、こちら側からgoogleに報告する必要があります。
詳しくはgoogleの「無効なトラフィックを防止する方法」をお読みください。この本文はじめの方に「疑わしい操作が見られた場合は、こちらから Google にお知らせください。」とあり、その「こちら」をクリックすると、「無効なクリックの連絡フォーム」が出ますので、必要事項を書いて送信してください。
サイト運営者IDが分からない場合は、アドセンス管理画面左サイドバー「設定」→「アカウント」→「アカウント情報」とクリックしていくと出てきます。
「アドセンス広告の簡単な貼り方」でも書きましたが、googleアドセンスアカウントは「1人に付き1つだけ」と決まっており、一度失効すると二度と取得できませんので、アドセンス狩りだけでなくポリシー違反も含めて、お互い注意したいものですね。
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